SNSで見かける不思議なドーナツ「ポンデミャクミャク」はどこで買えるのだろう、と情報を探していませんか。ミスタードーナツの新商品だと思い、お店に足を運んだ方もいるかもしれません。しかし、実はミスタードーナツで販売されているという情報は嘘で、多くの人が勘違いしているのが現状です。
この記事では、そもそも噂がいつから広まったのか、そしてなぜ多くの人が知るポンデリングと万博キャラクターのミャクミャクが結びつけられたのか、その背景を徹底的に解説します。
さらに、実際に購入できる山崎製パンの公式ライセンス商品「ミャクミャクドーナツ」や、ローソンなどで見つかる関連商品の「ミャクミャクパン」についても、販売場所から味の口コミまで詳しく紹介します。
自宅で楽しむための作り方や、かわいいぬいぐるみといった公式グッズ情報まで、あなたの「知りたい!」にすべてお答えします。
- ポンデミャクミャクが買えない本当の理由
- 実際に購入できるミャクミャクドーナツの販売店
- 自宅で再現できるポンデミャクミャクの作り方
- ドーナツ以外のミャクミャク関連グッズ情報
ポンデミャクミャクはどこで買える?噂の真相

- ポンデミャクミャクはミスドの嘘?
- SNSで話題になったのはいつから?
- ポンデリングとミャクミャクの関係とは
- 代替品のミャクミャクドーナツはヤマザキ製
ポンデミャクミャクはミスドの嘘?
まず結論からお伝えすると、ミスタードーナツで「ポンデミャクミャク」という商品が公式に販売された事実は一切ありません。もしあなたがSNSやネット記事でこのドーナツの写真を見て「おいしそう、食べたい!」と思ったのであれば、それは非常に精巧に作られたジョークに心を掴まれたということです。
多くの人が目にした情報は、実はエイプリルフールの企画が発端でした。大阪の地域情報を発信する人気ブログ「ゴリモンの日々」が2025年4月1日に公開した、一枚のコラージュ画像がすべての始まりです。
その画像は、ミスタードーナツの店舗で実際に販売されているかのようなプライスカードまで作り込まれており、本物の新商品と見間違うほどのクオリティでした。言ってしまえば、多くの人が信じてしまったのも無理はないでしょう。
このように、SNSの持つ驚異的な拡散力が、一つの楽しいジョークを社会現象にまで押し上げたのが噂の真相です。そのため、近所のミスタードーナツの店舗を探し回っても見つからないのは当然だった、ということになります。
噂のポイントまとめ
- ミスタードーナツでの公式販売は完全に存在しない
- 発端は2025年4月1日のエイプリルフール企画である
- 個人のブログに掲載された非常にリアルなコラージュ画像がきっかけ
- SNSを通じて「本当に販売されている」という勘違いが広まった
SNSで話題になったのはいつから?
ポンデミャクミャクの噂が本格的にインターネット上で広がり始めたのは、2025年3月下旬から4月上旬にかけてです。前述のエイプリルフールの投稿がX(旧Twitter)やInstagramでシェアされるにつれて、「ミャクミャク様がドーナツに!」「これはかわいい!」といった好意的な反応と共に、「本当に発売されたのでは?」と期待する声が爆発的に増えていきました。
さらに、この勘違いに拍車をかけたのが、一般ユーザーによる手作り作品の投稿です。市販のドーナツをデコレーションして「#ポンデミャクミャク作ってみた」といったハッシュタグ付きで投稿する人が現れ始めます。これが出来れば、どれがエイプリルフールの元ネタで、どれが公式情報で、どれが二次創作なのか、見分けるのが一層難しくなりました。
これらの理由から、SNS上では「A店で売っているらしい」という期待の声と「B店に行ったけど売っていなかった」という落胆の声が同時に飛び交い、情報が交錯します。結果として、ポンデミャクミャクは一種の都市伝説のような、存在しないにもかかわらず誰もが知っている不思議な存在として扱われるようになったのです。
ポンデリングとミャクミャクの関係とは

そもそも、なぜ数あるドーナツの中から「ポン・デ・リング」がミャクミャクと結びつけられたのでしょうか。その理由は、誰が見ても納得の両者の見た目の圧倒的な類似性にあります。
ご存知の通り、ミスタードーナツの看板商品であるポン・デ・リングは、もちもちとした食感の生地が8つの球状につながった独特の形が特徴です。一方で、2025年大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクは、EXPO 2025 大阪・関西万博公式サイトによると、「細胞と水が一つになったことで生まれた、ふしぎな生き物」とされています。その赤い部分は細胞を表しており、流動的に形を変えるキャラクターです。
この球体が連なった形状が「ミャクミャクの細胞にそっくりだ」と、インターネット上のコミュニティで話題になったのがすべての始まりでした。SNSでは「ミャクミャクのお父さんはポン・デ・リングだった…?」といったユーモアのある投稿が大きな共感を呼び、多くの人がこのユニークな視点を楽しみながら拡散していきました。
確かに、二つを並べてみると「親子では?」と思ってしまうほどそっくりですよね。この偶然が生んだ奇跡的な一致が、多くの人を巻き込む大きな話題へと発展する重要なきっかけとなりました。
代替品のミャクミャクドーナツはヤマザキ製
前述の通り、ポンデミャクミャクは実在しませんが、がっかりする必要はありません。公式にライセンスを受けて販売されている、よく似たドーナツが実際に存在するからです。それが、国内製パン業界最大手の山崎製パン(ヤマザキ)から発売されている「ミャクミャクドーナツ」です。
この商品は2025年4月から発売が開始された、大阪・関西万博の公式ライセンス商品です。公式ライセンス商品とは、万博のロゴやキャラクターを使用する許可を得て製造・販売される商品のことで、その売上の一部は万博の運営などに活用される仕組みになっています。パッケージにはミャクミャクが大きく描かれており、一目で関連商品だと分かるデザインです。噂のポンデミャクミャクを探していた多くの人が、最終的にこのヤマザキのドーナツにたどり着き、その存在に安堵しています。
| 正式名称 | ミャクミャクドーナツ |
|---|---|
| 製造会社 | 山崎製パン株式会社(ヤマザキ) |
| 発売開始日 | 2025年4月~ |
| 販売地域 | 近畿地方限定(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山) |
| 主な購入場所 | ローソン、ファミリーマート、イオン、ライフなどのコンビニやスーパー |
もし近畿地方を訪れる機会があれば、お土産話の一つとして探してみてはいかがでしょうか。詳しくは山崎製パン公式サイトでも情報が更新される可能性があります。
ポンデミャクミャクはどこで買える?代替品と関連情報

- ローソンやスーパーなどの販売店舗
- 気になる味は?食べた人の口コミ評価
- ドーナツ以外のミャクミャクパンも紹介
- 自宅でできるポンデミャクミャクの作り方
- 関連グッズのぬいぐるみもチェック
- ポンデミャクミャクはどこで買えるかの総括
ローソンやスーパーなどの販売店舗
山崎製パン(ヤマザキ)の「ミャクミャクドーナツ」は、近畿地方の幅広い小売店で取り扱われています。万博開催地である大阪を中心に、多くの人々の目に触れる機会があります。主な販売場所は以下の通りです。
主な取扱チェーン店
- コンビニエンスストア:ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンなど
- スーパーマーケット:イオン、ライフ、万代、関西スーパー、イズミヤなど
- その他:一部のドラッグストアや駅の売店など
特にローソンやファミリーマートといった大手コンビニエンスストアでは、新商品として大々的に扱われることが多く、目撃情報が多数寄せられています。ただし、これはあくまで地域限定商品です。店舗の規模や地域、パンの仕入れを担当するオーナーの判断によっては入荷がない場合や、人気のため早々に売り切れている場合もあります。
もし確実に入手したいのであれば、いくつかの店舗を回ってみるか、比較的在庫が豊富な大型スーパーのパンコーナーを狙うのが良いでしょう。
販売地域に関する注意点
この商品は近畿地方(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)限定での販売とされています。これは、万博開催地への注目を高めるための地域戦略と考えられます。残念ながら、現在のところ関東やその他の地域での全国展開の予定は発表されていません。旅行や出張の際のお土産として探すのが最も現実的な入手方法です。
気になる味は?食べた人の口コミ評価
ヤマザキのミャクミャクドーナツは、そのポップな見た目だけでなく味も非常に特徴的です。まず知っておきたいのは、生地がポン・デ・リングのようなもちもち系ではなく、昔ながらのオールドファッションに近い、しっとりとしたケーキドーナツである点です。
表面には鮮やかなピンク色の甘酸っぱいいちご風味のシュガーがたっぷりとコーティングされており、その上に食感のアクセントとしてサクサクとしたホワイトクランチがトッピングされています。実際に食べた人たちの感想をまとめると、その甘さを中心に評価が分かれるようです。
実際に食べた人のリアルな感想
ポジティブな意見
- いちごの甘い香りと味がしっかりしていて、駄菓子のような懐かしさがある
- ホワイトクランチのサクサク感が、しっとりした生地の良いアクセントになっている
- パッケージもドーナツ本体もかわいくて、SNS映えする
- 子どもが喜んで食べてくれた
一方で、こんな意見も
- 全体的に甘さが強く、ブラックコーヒーがないと一つ食べきるのは厳しい
- 生地が少し油っぽく、重く感じた
- 話題性は抜群だが、味自体はオーソドックスな菓子パンの範囲内
口コミを総合すると、甘いものが大好きな方やお子様には特に喜ばれる、満足感の高い一品と言えます。逆に、甘さ控えめが好みの方には少し重く感じられるかもしれません。なお、パッケージに記載されている栄養成分表示では、1個あたりのエネルギーが417kcalという情報がありますので、気になる方は参考にしてください。
ドーナツ以外のミャクミャクパンも紹介

実は、ミャクミャクをテーマにした商品はドーナツだけではありません。大阪に本社を置くオリエンタルベーカリーからは「ミャクミャクパン」という、さらに視覚的なインパクトの強い商品も販売されています。
このパンの最大の特徴は、何と言ってもその色合いです。ミャクミャクの体色を忠実に表現した鮮やかな青いコッペパン生地に、細胞をイメージした赤いクランベリークリームをサンドしています。食欲をそそる色とは言い難いかもしれませんが、その奇抜さからSNSでは「すごい色!」「どんな味がするのか想像がつかない」と大きな話題になりました。
新大阪駅の売店(キヨスクなど)や関西の主要駅、一部のサービスエリアなどで販売されていることが多く、観光客や出張中の人々がお土産や記念として購入するケースが目立ちます。気になる味ですが、見た目とは裏腹に、パン自体はもっちりとした食感でほんのり甘く、甘酸っぱいクランベリークリームとの相性も良いと評判です。見かけたら、そのギャップを体験してみる価値は十分にあるでしょう。
自宅でできるポンデミャクミャクの作り方
「近畿地方にはなかなか行けないけど、どうしてもポンデミャクミャクを体験してみたい!」という情熱的なファンのために、手作りで再現するという楽しみ方があります。SNSで多くの「いいね」を集めた、お菓子系動画クリエイターのみなほさんが考案したレシピが特に有名で、多くの方が再現に挑戦しています。
作り方は驚くほどシンプルで、市販の商品を上手に活用するのが成功の鍵です。
簡単!おうちでポンデミャクミャク再現レシピ
- 材料を準備する:ベースとなるミスタードーナツの「ポン・デ・リング」、コーティング用のホワイトチョコレート、食用の赤い色素(必ず油性のもの)、そして顔を描くためのチョコペン(白・青)を用意します。
- チョコを溶かして着色する:ホワイトチョコレートを50~60℃程度の湯煎でゆっくりと溶かします。高温にしすぎると分離するので注意してください。溶けたら赤い色素を爪楊枝の先などで少しずつ加え、好みのミャクミャクカラーに調整します。
- ドーナツをコーティングする:ポン・デ・リングの表面に、色付けしたチョコレートをスプーンの背などを使って均一に塗ります。塗り終えたら、クッキングシートの上などでチョコレートが固まるまで待ちます。
- 顔を描いて命を吹き込む:表面が完全に固まったら、白いチョコペンで白目となる円を描きます。それが固まったら、最後に青いチョコペンで瞳を描き入れて完成です。
この方法なら、全国どこにいても、そして世界に一つだけの自分だけのポンデミャクミャクを楽しめます。お子様と一緒に作ったり、友人を招いたパーティーで披露したりするのも盛り上がりそうですね。
関連グッズのぬいぐるみもチェック
ドーナツやパンといった食品だけでなく、ミャクミャクの公式グッズもその人気は凄まじく、多くのファンを魅了しています。特にぬいぐるみは、その独特なフォルムが「見ているうちにだんだんかわいく思えてくる」「キモかわいい」と評判で、イベント時や新商品発売時には品切れになることもあるほどの人気アイテムです。
これらの公式グッズは「2025大阪・関西万博オフィシャルストア」で購入可能です。店舗は全国に展開されており、オンラインでも手軽に購入できます。
| 形態 | 店舗例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 常設店舗 | 大丸梅田店、心斎橋PARCO、JR新大阪駅、あべのハルカス近鉄本店、大丸東京店など | 実際に商品を手に取って選べる。関西圏に店舗が集中。 |
| オンラインストア | EXPO 2025 OFFICIAL ONLINE STORE | 24時間いつでも購入可能。全国どこへでも配送してくれる。 |
| 期間限定ストア | 全国の主要百貨店や商業施設で不定期に開催 | 開催情報は公式サイトで要チェック。 |
ぬいぐるみ以外にも、キーホルダーや文房具、Tシャツなどのアパレル、さらにはお菓子まで、非常に多彩な商品が展開されています。ドーナツの代わりに、いつでもそばに置いておけるお気に入りのグッズを探してみるのも、ミャクミャクを楽しむ素敵な選択肢の一つです。
ポンデミャクミャクはどこで買えるかの総括
この記事のポイントをまとめます。
- ポンデミャクミャクはミスタードーナツでは販売されていない
- 噂の発端はエイプリルフールのジョーク画像だった
- SNSでの拡散と手作り作品の投稿で情報が広まった
- 話題のきっかけはポン・デ・リングとミャクミャクの見た目の類似性
- 実際に購入できるのは山崎製パンの「ミャクミャクドーナツ」
- ミャクミャクドーナツは大阪・関西万博の公式ライセンス商品
- 販売地域は近畿地方に限定されている
- 主な販売店はローソンなどのコンビニやイオンなどのスーパー
- 味はいちご風味のコーティングが特徴のケーキドーナツ
- 口コミでは甘さが特徴的で評価が分かれる傾向がある
- オリエンタルベーカリー製の「ミャクミャクパン」という関連商品も存在する
- 市販のポン・デ・リングを使えば自宅で手作り再現が可能
- 食品以外では公式ストアでぬいぐるみをはじめとするグッズが人気
- 公式グッズは全国のオフィシャルストアやオンラインで購入できる
- 結論として噂のドーナツは買えず代替品や関連商品で楽しめる


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